第244回 『最後陥陣』 頭領、たとえ馬がなくとも 我らは陥陣営です! 兵「陥」 「陣・・・」 賈詡「止め!」 「いかがかな? この主菜のお味は」 于禁「陥陣営高順、あんな野郎の肉、誰が食いたいと思うか」 賈詡「それは残念。この料理に馬肉を欠かしては、見栄えが悪いのだがな」 「お喜び申し上げます、主公。これで呂布軍のうちで最も頭痛の種であった部隊は取り除かれました」 曹操「まさしくお前の読み通りだな。儂が死ねば、天下の諸侯たちはすぐさま乱に乗じて攻め入ってくる」 「救援しながら、一方で暗襲をかける。陳宮の計はやはり隙がないな」 「しかし惜しいのは、計を用うる者もまた、多勢に無勢であったということか」(?) 兵「うあ!」 兵「こいつまだ生きているぞ、殺せ!」 兵「どうだ、高順か?」 兵「いいや、違うな」 兵「暗すぎる、明かりをたくさん持って来い!」 兵「命令だ! 高順を探し出せ。見つけた者には重々褒賞をやろう!」 高順「高順――― ここに在り!」 于禁「ほっ、最後の足掻きか」 高順「曹操、ついに姿を現したな!」 「陥陣の志に」 「退の文字はない!」 「前進あるのみ!」 于禁「高順」 「その命、ここで終わりだ!」 高順「どけェ!」 「漢室の逆賊、ここが貴様の墓場だ!」 于禁「逆賊は手前だ!」 高順(主公) (敵はひどく手強いですぞ!) (貴方も苦戦しておられるのですか?) (私は) (陥陣営高順) (呂布軍中、最も勇猛な一将!) (今こそ、人生最後の光芒を解き放たん!) (死に逝く兄弟よ・・・) (曹操が、すぐそこにいる) (私に力を貸してくれ) 曹操「・・・・・・・・・・・・」 高順(どうか私を無念のうちに死なせたもうな) (主公) (これが高順、最後の陥陣営です!) 「主公、情に流されませぬよう」 賈詡「布陣」 「目標」 「呂布軍一の大将」 呂布軍最後の英雄 呂布軍唯一の英雄! 高順「主公、」 「は!」 「止まれ!」 呂布「赤兔」 「左方に転回だ」 |
情に流されないかっくん。さすが鬼だ・・・。 そして高順、最後最大漢の見せ場!と思ったら呂布乱入ー! いつになったら終わるの。っていうか本当に死ぬんでしょうかこの人。何かもう人間じゃないみたいな形相なんですけど。 最後の「マジで?」みたいなポカン顔のかっくんと殿、ナイスショット。 憐れみを表情の殿、最高に渋くていい。 今回の私的ベストセリフ。 →賈詡「いかがかな? メインディッシュのお味は」 違。でもつまりこういうことですよね? 3☆シェフかっくん。目指せミシュ○ン入り。 08.02.08 |